実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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実験河川で「流れる水のはたらき」を題材にした課外学習を実施しました

日 時 2008年12月10日(水)
会 場 自然共生研究センター 実験河川

1.本日は「流れる水のはたらき」について学びます
2.教科書でも習った、浸食・運搬・堆積について確認 
3. 曲がった川の内側と外側で、水深と流速をはかり、比べました
4.ひもの先にピンポン玉をつけた、特製流速計を使って流速をはかっています 
5.ワンドも流れる水のはたらきによってできます
6.ワンドには二枚貝が棲んでいて、生き物にとって、大切な場所であることがわかりました  

岐阜県山県市の小学5年生20名が、授業で学ぶ「流れる水のはたらき」について課外学習を行いました。

自然共生研究センターの実験河川にそれぞれ川の特徴を活かした2つのポイントをもうけ、「流れる水のはたらき」について、学習しました。

「流れる水のはたらき」には、土砂などを浸食(けずる)・運搬(はこぶ)・堆積(つもる)する働きがあります。

 1つ目のポイント「曲がった川をしらべてみよう」・・・曲がった川のカーブの外側と内側でどんな違いがあるのか、流速と水深をはかってみました。その結果、外側は流れがはやく深い、内側は流れがおそく浅いことがわかりました。

流れがはやい外側では、「浸食」・「運搬」が起こり、流れがおそい内側では「堆積」が起こります。この働きによって、外側は深くなり内側は浅くなるということがわかりました。

 2つ目のポイント「ワンドを調べてみよう」・・・川の近くにある水たまりのような場所を「ワンド」といい、生きものの大切な棲み場所であることが知られています。ワンドは川の下流で見られ、「浸食」・「運搬」・「堆積」などの川の働きによってつくられます。

ここでは、実験河川で人工的に作られたワンドを調べ、川との違いを比べました。流れは川と比べておそく、水は川より濁っていて緑色でした。底には川にある砂や石とはちがい、柔らかい泥がありました。このようなワンドの環境はイシガイなどの二枚貝にとって棲みやすい場所であり、二枚貝が棲んでいるということは、生き物のつながりが保たれているということを学びました。

 子どもたちは、授業で習った知識に加え、「流れる水のはたらき」について実感することによって、より理解を深めたようでした。
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