実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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河川環境の情報発信
水辺共生体験館-流程ごとに川の環境を展示する-

 水辺共生体験館は、岐阜県各務原市にある河川環境楽園の新しい顔として、2005年4月にオープンしました。人と川が共生するための知識と技術を体験を通じて学ぶことを目的に、国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所が整備しました。
 水辺共生体験館の展示の特徴は、川の環境を流程(上流・中流・下流)ごとに整理されているところです。例えば、上流コーナーには、生態学者の可児藤吉が分類した瀬淵構造をAa型からBb型まで詳細に再現した河川模型が置かれています。河道を渓畔林で覆うなど、水辺の様子を再現しているこの模型の上部には天井スクリーンが設置されていて、魚の目線と同じ様に、水中から水面を見上げた時の状況を見ることができます。その映像には、上空が渓畔林で覆われているため日射が遮られている様子や、時折、リターと呼ばれる落葉が流下する様子が映し出されていて、見学者はこれらの展示物を通じて上流域特有の生態系の仕組みを学ぶことができます。
 その他にも、館内にはワークショップエリア、木曽三川情報交流スクエア、情報ライブラリー、映像ルーム、セミナールームがあります。週末にはインタープリターが展示物を用いて「川のお話」や「実験コーナー」を開催し、気軽に参加することができます。
 屋外には、長さ25mの還流式実験水路があります。水路の側面には長さ20mのアクリルガラスが設置されているので、縦断方向の水面下の様子を観察することができます。最近では、自然共生研究センターが実験水路を用いて、水際に形成される間隙と魚類の生息に関する公開実験を開催しました。
 この春、水辺共生体験館は展示物が追加され、ますます充実した施設となりました。今後、人と川を繋ぐ河川環境の情報発信拠点として、水辺共生体験館の役割が期待されます。

真田誠至
(独)土木研究所 自然共生研究センター





水辺共生体験館


上流コーナー


実験水路




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