実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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ポイントブックVが発刊となりました!!

 “ポイントブックV”が平成23年10月に発刊されました。ポイントブックVは平成22年8月に改訂された「中小河川に関する河道計画の技術基準」の解説本であり、ポイントブックUに記述されていた河道計画の計画・設計論に加えて、河岸・水際部の取り扱いについての詳細が含まれています。
 ポイントブックVは全部で11章から構成されています。2〜4章の分量が全体的に多く、2章に河道計画、3章に河岸・水際部の機能、4章に河岸・水際部の計画・設計を記載しています。この中で、3章は自然共生研究センターで実施した河岸・水際部に関係する研究成果がふんだんに盛り込まれており、自然状態の河岸・水際部が有する様々な生息場所としての機能が研究成果に基づき紹介されています。4章では、河岸・水際部の計画・設計フローを明確にし、護岸の必要性の判定を行った上で、護岸を設置する場合には、護岸を背後に設置し、その前面に自然材によって河岸を造成する場合(護岸と河岸の分離)、護岸が露出する場合の2つに分けて設計上の留意点を整理しました。護岸と河岸の分離は、ポイントブックVにおいて初めて提案された考え方です。従来は護岸に自然河岸が有する環境機能を盛り込んだ高機能護岸の活用を考えていましたが、このアプローチが技術的・コスト的に困難であると判断し、侵食防止機能を有する護岸、環境上の機能を有する河岸に分離して別々に設計することとしました。護岸が露出する場合の留意点についても河川景観、自然環境の保全の観点からその詳細を記述しています。
 図版、写真が多く非常に解りやすい内容となっておりますので、これを機会に是非ご一読頂き、多自然川づくりの普及にご活用下さい。

萱場祐一
(独)土木研究所 自然共生研究センター センター長









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