国立研究開発法人 土木研究所

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土木研究所/理化学研究所 合同シンポジウム

【終了しました】

土木研究所/理化学研究所 合同シンポジウム
中性子による橋の透視への挑戦
-大型構造物の予防保全に向けた革新的な検査・評価技術-

この度は土木研究所/理化学研究所 合同シンポジウムにお申し込みを頂き誠にありがとうございます。
皆様より多数のお申し込みを賜り、会場の定員に達しましたので、申込みを締め切らせて戴きます。


土木研究所/理化学研究所 合同シンポジウムプログラムPDF形式(82KB)

主旨

我が国の道路や鉄道橋等社会資本施設の多くが建設後40~50年を経過し、今後急速に高齢化が進もうとしている。既に、一部施設では疲労や劣化による重篤な損傷が発見されるなど、経年劣化への対応が喫緊の課題となっている。そのため、損傷が深刻化してから対策を施す事後保全から計画的な点検に基づき事前に対策を施す予防保全の確立や、重篤な損傷が発見された場合の危険度診断技術が求められている。本シンポジウムでは、これら社会資本施設管理に必要不可欠な大型構造物の状況を非破壊で検査・評価する技術として、小型中性子イメージングシステム等新しい手法に関する取り組みについて紹介する。

要網

【日 時】: 2010年6月30日(水)10:30~17:00(受付開始 10:00)
【場 所】: 東京国際フォーラム ホールB5 MAP
(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
【参 加】: 参加は無料ですが事前のお申込みが必要です。
【主 催】: 独立行政法人土木研究所、独立行政法人理化学研究所
【共 催】: 独立行政法人日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門、
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
【協 賛】: 社団法人応用物理学会、社団法人精密工学会、中性子産業利用推進協議会、
社団法人土木学会、日本加速器学会、社団法人日本機械学会、
社団法人日本建築学会、日本計算工学会、社団法人日本塑性加工学会、
日本中性子科学会、社団法人日本非破壊検査協会、社団法人日本物理学会、日本放射光学会 等
【その他】: 本シンポジウムは、(社)土木学会CPDプログラムの認定を受けています。土木学会CPDプログラム認定

お申込み先

 リンク先の申込用紙(FAX用紙)をダウンロードして頂き、必要事項をご記入の上、
 土木研究所(FAX:029-879-6739)または理化学研究所(FAX:048-467-8705)までお申し込み下さい。
 ※定員400名に達しましたので、申込みを締め切らせて戴きます。

お問い合わせ先

シンポジウムに関するお問い合わせは、下記のどちらかにお願い致します。
 ・独立行政法人土木研究所  TEL:029-879-6773 FAX:029-879-6739
 ・独立行政法人理化学研究所 TEL:048-467-9314 FAX:048-467-8705

プログラム

時刻 内容 講師
10:30~10:40 開催の挨拶 土木研究所 理事長
坂本 忠彦
10:40~11:00 来賓の挨拶 内閣府
国土交通省
文部科学省
第1部  大型構造物の予防保全について
11:00~11:50 地方における構造物管理の現状と課題 長岡技術科学大学
工学部 環境・建設系 教授
丸山 久一
11:50~12:30 道路橋保全における非破壊検査技術の役割 土木研究所 構造物メンテナンス研究センター
上席研究員
木村 嘉富
12:30~13:30 昼 食
第2部  中性子による検査・評価技術の概要
13:30~13:50 (1)中性子の性質 高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所 中性子科学研究系 教授
清水 裕彦
13:50~14:10 (2)中性子でできること
 小型中性子イメージングシステム検討
 委員会概要
法政大学 理工学部 機械工学科 教授
木村 文彦
14:10~14:40 (3)目指す検査装置
 可搬型小型中性子線装置による透視
理化学研究所VCADシステム研究プログラム
加工応用研究チーム チームリーダー
山形 豊
14:40~15:00 (4)中性子の安全性
 中性子利用に関わる法律について
日本原子力研究開発機構
J-PARC センター安全ディビジョン 客員研究員
柴田 徳思
15:00~15:20 休 憩
第3部   最新の非破壊検査・評価技術
15:20~15:40 最新の非破壊検査技術の概要 産業技術総合研究所
計測フロンティア研究部門 部門長
秋宗 淑雄
15:40~16:00 卓上型放射光を用いた橋梁非破壊検査の実施報告 立命館大学 理工学部 電子光情報工学科 教授
山田 廣成
16:00~16:20 レーザーによる遠隔3次元形状計測 理化学研究所テラヘルツ光源研究チーム
チームリーダー
伊藤 弘昌
16:20~16:40 VCADシステム:計測から評価・予測へとつなぐ技術 理化学研究所VCADシステム研究プログラム
普及推進チーム チームリーダー
須長 秀行
16:40~16:50 科学と技術の融合による大型構造物検査・評価のブレークスルーへ 土木研究所 構造物メンテナンス研究セ ンター
センター長
大石 龍太郎
16:50~17:00 閉会の挨拶 理化学研究所 理事
武田 健二