技術の実用化・普及
開発した新技術は、民間等への技術移転を進めるとともに、研究コンソーシアム等の新しい試みを通じて、技術がある程度自立できるまでの期間、積極的にフォローアップを行っています。
<新技術>
特許等の利用、技術移転
土木研究所が開発した新技術(発明)を広く民間で活用いただくため、特許等の知的財産(ソフトウェア、ノウハウ等を含む)の民間等への技術移転をすすめています。
土木研究所が保有する知的財産の情報開示や、利用、実用化に向けての研究開発等に関するご要望などについて、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
【お問い合わせ先】
土木研究所 技術推進本部
電話:029-879-6800 e-メール:chizaipwri
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未活用特許等の実施者募集制度
土木研究所では、開発した技術を実際の現場で活用できるよう、具体的な製品の開発、製造・販売を実施していただける民間企業等のパートナーを探しております。
「未活用特許等の実施者募集制度」は、技術の内容や特許等の実施条件等を提示して、広く実施の希望者を募集するものです。
研究コンソーシアム
土木研究所が独自にあるいは民間との共同研究等で開発した新技術の普及については、これまでは知的財産権の行使を含めて普及は民間に委ねてきた面があります。
しかし、独立行政法人化を契機に、土木研究所が自ら研究成果の現場への普及促進に積極的に関わり、新技術の活用促進とそれらによる社会資本整備の品質向上やコスト縮減等に貢献していくことが強く求められています。
このため、土木研究所が開発した新技術のいくつかについては、研究コンソーシアム等の新しい試みを通じて、開発技術がある程度自立できるまでの期間、積極的にフォローアップを行います。
【設立した研究コンソーシアム】
- ハイグレードソイル研究コンソーシアム(外部サイト)
- 特殊な地すべり環境下で使用する観測装置の開発研究会
- 既設アンカー緊張力モニタリングシステム研究会(外部サイト)
- RE・MO・TE(Remote Monitoring Technology)研究会
- ALiCC工法(低改良率セメントコラム工法)研究会
- NAV工法(トンネル補修工法)研究会
- コラムリンク工法(経済的に沈下と側方流動を抑制できる杭・壁併用型地盤改良工法)研究会
- 土壌侵食防止工法研究会
- 部分薄肉化PCL工法研究会