国立研究開発法人 土木研究所

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CAESARメンテナンス技術交流会

【終了致しました】

 

~ 趣旨 ~

 

 高度経済成長期に整備された我が国の社会資本が今後一斉に高齢化を迎える中、維持管理・更新費の増大や深刻な損傷の多発が懸念されます。このため、損傷が比較的軽微な段階から計画的に対策を行う予防保全型管理への転換や、重篤損傷発見時の適切な措置判断による安全確保が必要となります。CAESARでは、このような要請に応えるため、検査、診断、予測、補修、経過観察といった各段階で必要となる技術や管理システムについて研究開発を行っています。
 構造物メンテナンス技術の開発に際しては、他分野も含めた最新の技術情報を取り入れると共に、実務で利用できるよう施設管理者の視点も不可欠です。このため、施設管理者、研究者、技術者が一堂に会し、ニーズとシーズが出会う場、最新の技術情報が飛び交う場として、「CAESAR メンテナンス技術交流会」を設立することと致しました。
 技術交流会を通じて構造物メンテナンス技術の開発が促進され、目前に迫った社会資本の高齢化に的確に対処していくことを目指しています。

 

 

~ 創立会合のご案内 ~

 

 8月24日に開催します第4回CAESAR講演会終了後、同会場にて技術交流会の設立会合を開催いたします。
ご参加頂ける方は講演会参加に合わせてお申し込み下さい。(申し込み受付を終了いたしました)

日時 平成23年8月24日(水) 17:15~ (CAESAR講演会終了後)
場所 学術総合センター 中会議場4
東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
会費 2,000円(ドリンク、軽食代)
会場準備の都合上、予めご予約をお願いします

 

~ 技術交流会の進め方 ~

 

 CAESARメンテナンス技術交流会は、参加者同士の情報交換の場としての「全体交流会」と、個別技術について議論する「特定テーマWG」で進めて参ります

 

1.全体交流会

 ニーズとシーズの出会いの場です。毎年のCAESAR講演会の際の会合の他、適宜、つくば、あるいは東京で開催します。参加頂いたそれぞれの立場から情報を提供して頂き、意見交換を行います。また、CAESARが実施する載荷試験や実橋挙動計測等の情報につきましては、全体会合の他、逐次メール等で提供いたします

 

2.特定テーマWG

 CAESARで実施する載荷試験や実橋計測等の調査に合わせ、適宜設置されます。非破壊検査、挙動計測、解析、補修工法等、各種技術の現状や可能性を確認し、今後の技術開発の方向性について議論して参ります。
なお、新たな研究開発が必要となる場合には、別途、共同して研究開発に取り組むなどが考えられます。