研究成果・技術情報

フレッシュコンクリートの単位水量測定について

 国土交通省より平成15年10月2日付けで「レディーミクストコンクリートの品質確保について」が通知されました。これにより、1日当たりのコンクリート使用量が100m3以上の工事ではフレッシュコンクリートの単位水量を測定することとなります。

 単位水量の測定方法には多くの方法があります。本通知およびその運用の中では測定方法を特定していませんので、測定方法の選択は各現場の判断で行うこととなります。

 ちなみに土木研究所では(1)特殊な機器を必要とせず安価、(2)特別な操作が不要、(3)測定が短時間、という理由でエアメータ法を推奨しております。エアメータ法による単位水量推定マニュアルと計算シート・計算例を掲載しますので参考にして下さい。

 

 また、本通知の運用で、単位水量の管理値(±15kg/m3以上で改善指示、±20kg/m3以上で持ち帰り)が設定されています。この数値の根拠についても掲載いたしますので、参考にして下さい。