砂防学会「技術賞」受賞
受賞名:「技術賞」受賞 |
論文題目:深層崩壊警戒対応の湧水センサーの開発 |
受賞者:地頭薗 隆(鹿児島大学農学部教授) 石塚 忠範(国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所 前 土木研究所土砂管理研究グループ 火山・土石流チーム 上席研究員) 能和 幸範(エコモット株式会社) 柳町 年輝(株式会社拓和) |
賞の概要:
受賞日:平成29年5月24日
贈賞組織名:公益社団法人 砂防学会
平成25年4月から平成28年3月までに「砂防学会誌」、および砂防学会公認の刊行物、または他の学会誌等に掲載された技術業績に対して受賞
技術開発の概要:
深層崩壊の多くは基岩内の地下水位が限界を超えたときに発生すると考えられており、地下水のモニタリングに基づく深層崩壊の直前予測は国内の防災対策において非常に重要な課題となっている。
今回開発した湧水センサ-は、地下水の出口から渓流への湧水量を直接計測するもので、安価で修理や交換が容易な材料やセンサ-を用いているため、多点の湧水点に低コストで広域に監視が可能である。