「INTERPRAEVENT International Symposium 2018 POSTER AWARD For BEST POSTER PRESENTATION」
受賞
| 受賞名：「INTERPRAEVENT International Symposium 2018 POSTER AWARD For BEST POSTER PRESENTATION」 |
| 論文題目：Estimation of temporal change of river bed elevation upstream of a check dam during debris flow |
| 受賞者：藤村 直樹（(国研)土木研究所 土砂管理研究グループ 火山・土石流チーム 主任研究員） 髙橋 佑弥（(国研)土木研究所 土砂管理研究グループ 火山・土石流チーム 元交流研究員） 水野 秀明（九州大学農学研究院 環境農学部門） |
賞の概要：
2018年10月1日～4日に開催された「INTERPRAEVENT International Symposium 2018」において、土砂管理研究グループ火山・土石流チームの藤村直樹主任研究員が「POSTER AWARD For BEST POSTER PRESENTATION」を受賞しました。
研究成果の概要：
本研究では、砂防堰堤の堆砂敷において土砂移動を伴う出水中の河床の時系列変化を明らかにすることを目的に、測域センサにより、連続的に渓流の河床位の計測を行うとともに、 河床計測に合わせ出水中の土砂濃度や流速を計測した。本観測によって、出水の開始から、流量のピーク時、減衰期および出水の終わりまでの渓流の縦断的な河床位の変化を連続的に把握することができ、 土砂の堆積や侵食プロセスが観察された。さらに、観測を行った複数の出水において、いずれも減衰期では一時的な土砂の堆積が確認され、それらが相対的に高い土砂濃度や低い流速を示している状況下で生じていることを、 定量的な情報に基づき把握することができた。
