研究成果・技術情報

「第30回環境システム計測制御学会研究発表会 奨励賞」受賞

受賞名:「第30回環境システム計測制御学会研究発表会 奨励賞」
論文題目:消化汚泥の脱水分離液を用いて培養した藻類の燃料化物としてのポテンシャルについて
受賞者:岡安 祐司((国研)土木研究所 先端材料資源研究センター 主任研究員)
    山﨑 廉予((国研)土木研究所 先端材料資源研究センター 研究員)
    重村 浩之((国研)土木研究所 先端材料資源研究センター 上席研究員)
賞状
賞の概要:

受賞日:平成30年11月6日

贈賞組織名:環境システム計測制御学会

 環境システム計測制御学会では、平成30年11月6日、7日の2日間にわたり、大阪科学技術センターにて第30回環境システム制御学会(EICA)研究発表会を開催しました。 EICAでは、毎年同研究発表会で「技術分野の将来の貢献を奨励することを目的とし、本会が主催する講演会・シンポジウム等の研究発表会において優れた内容の研究発表を行った者」に対し、奨励賞を授与しています。

 

研究成果の概要:

 本論文は、研究開発プログラム「下水道施設を核とした資源・エネルギー有効利用に関する研究」に基づく成果です。エネルギー化を目的とした、下水処理場工程水を用いた土着藻類培養実験を実施し、 土着藻類の培養特性を明らかにしました。また培養した藻類を乾燥・固形燃料化する場合を想定し、燃料化物としての適用可能性(発熱量)を示したものです。