研究成果・技術情報

第33回日本道路会議「優秀賞」受賞

受賞名:第33回日本道路会議「優秀賞」受賞
論文題目:供用18年経過したコンクリート舗装の追跡調査結果
受賞者:内田 雅隆(土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム 交流研究員)
    藪 雅行(土木研究所 材料資源研究グループ 上席研究員)
    若林 由弥(土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム 研究員 
    (現)国土技術政策総合研究所)
    岩永 真和(土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム 主任研究員 (現)鹿島道路株式会社)

 

賞の概要等:
受賞日:令和元年11月8日
贈賞組織名:公益社団法人日本道路協会
賞の対象:内容の独創性、有益性、信頼度、明解度および発表態度・質疑応答等を勘案し、特に優れた内容の発表を表彰

 

研究成果の概要:

 コンクリート舗装は設計期間を20年とし設計されているなかで、平泉バイパスは供用18年になり、まもなく設計期間を迎え、今後疲労等による損傷が発生することも予想される。 そこで、コンクリート舗装の各性能の経年変化を把握することを目的に追跡調査を実施した。  その結果、目地部の荷重伝達率が低下傾向にあり、目地部から劣化が進行している傾向が確認されたが、顕著な性能の低下は確認されず、コンクリート舗装の高耐久性が示唆された。

 

D0たわみ測定結果 荷重伝達率算出結果