研究成果・技術情報

「令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会優秀
論文賞」受賞

受賞名: 「令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会優秀論文賞」
論文題目: 阿武隈川における漏水箇所の開削調査
おもな関係者: 田川 央(土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム 交流研究員)
石原 雅規(土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム 主任研究員)
梶取 真一(土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム 主任研究員(研究当時)(現)土木研究所 研究企画課 副参事 )
杉山 詠一(土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム 交流研究員)
佐々木 哲也(土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム 上席研究員)
品川 俊介(土木研究所 地質・地盤研究グループ 地質チーム 主任研究員)
矢島 良紀(土木研究所 地質・地盤研究グループ 地質チーム 主任研究員)
賞の概要:
受賞日:令和2年11月1日
贈賞組織名:公益社団法人土木学会
賞の対象:全国大会で実際に講演を行う個人会員の中で、40歳以下の研究者、技術者を対象に、論文内容に加え、講演が簡潔明瞭で優れたものに与える
研究成果の概要:

 令和元年10月に発生した台風19号は、各地で観測史上1位を更新する記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。 福島県を流れる阿武隈川上流(以下、本川)10.8k左岸は、支川である佐久間川(以下、支川)との合流点となっており、今回の出水において本川・支川の堤防法尻、堤内耕作地内に多数の漏水痕跡、 および本川堤防法面の亀裂を確認した。本研究グループでは、当該箇所の漏水、亀裂の発生メカニズムの把握を目的として開削調査を行い、地盤構造の確認を行った。

噴砂確認箇所
噴砂確認箇所
亀裂の状況
開削断面