研究成果・技術情報

「令和4年度土木学会全国大会第77回年次学術講演会優秀講演賞」受賞

受賞名: 「令和4年度土木学会全国大会第77回年次学術講演会優秀講演賞」受賞
論文題目: 地震応答解析における断層変位の入力方法に関する検討
受賞者: 道路技術研究グループ 研究員 横澤直人
(研究当時 橋梁構造研究グループ 研究員)
  
賞の概要:
 全国大会で実際に講演を行う個人会員の中で、40歳以下の研究者、技術者を対象に、論文内容に加え、講演が簡潔明瞭で優れたものに与える賞である。

受賞日:令和4年10月14日


研究成果の概要:

 断層変位に対して致命的な被害に至りにくい構造とするためには、断層変位の影響を考慮した橋の地震応答解析手法の確立が求められる。本研究では、2016年熊本地震における被災橋梁を対象に、実損傷と解析結果を比較することを通じて、地震応答解析における断層変位の入力方法について検討した。
 検討の結果、地震動及び断層変位を独立して入力する場合は危険側の評価に、地震動のピーク時に断層変位を入力する場合は安全側の評価になることが明らかになった。

  
表彰状
表彰状