研究成果・技術情報

「第18回 景観・デザイン研究発表会 優秀ポスター賞」 受賞

受賞名: 「第18回 景観・デザイン研究発表会 優秀ポスター賞」 受賞
論文題目: 連続撮影画像を用いた河川の水辺利用実態調査
受賞者: 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 鶴田舞
 (研究当時 水環境研究グループ 河川生態チーム 主任研究員)
東京大学 地域未来社会連携研究機構 坂本貴啓
 (研究当時 水環境研究グループ 自然共生研究センター 専門研究員)

受賞日:2022年12月11日


受賞名:第18回 景観・デザイン研究発表会 優秀ポスター賞


賞の概要:

 令和4年12月9~11日に開催された「第18回 景観・デザイン研究発表会」において、優秀ポスター賞を受賞しました。これは、同学会で行われたポスター発表のうち優秀なものに対し、その発表者に授与されるものです。

研究成果の概要:

 全国一級河川の直轄管理区間では,河川空間の利用実態を把握し,良好な河川空間の保全・整備に資することを目的に,河川水辺の国勢調査(河川空間利用実態調査)が行われている.調査結果は,場所別(水面,水際,高水敷,堤防)及び利用形態別(スポーツ,釣り,水遊び,散策等)に利用者数が集計されているが,かわまちづくり等魅力ある水辺空間の創出や,既存整備箇所の効果的な維持管理のためには,より詳細に利用状況を取得・分析できることが望ましい.
 そこで本調査では,活発な利活用が見られる遠賀川(福岡県)直方の水辺を対象として,タイムラプスカメラを設置して撮影を行い,画像分析を通じて水辺を利用する人々の活動状況(場所,利用形態,人数,時間等)を把握した.その結果から,利用実態調査のポイント及び,利用特性と水辺空間との対応状況を整理した.

  
表彰状
表彰状