研究成果・技術情報

土木学会「インフラメンテナンス 優秀論文賞」 受賞

受賞名: 土木学会「インフラメンテナンス 優秀論文賞」 受賞
論文題目: 道路橋の震後調査の効率化・高度化に向けた3次元レーザスキャナの試行検討
受賞者: 橋梁構造研究グループ 交流研究員 林祐葵
橋梁構造研究グループ 研究員 小林巧
橋梁構造研究グループ 上席研究員 大住道生

受賞日:2023年02月27日


受賞名:土木学会「インフラメンテナンス 優秀論文賞」


贈賞組織名:

 公益社団法人 土木学会 インフラメンテナンス総合委員会

賞の概要:

 同賞は,インフラメンテナンス実践研究論文集に掲載された論文のうち,実践的な内容で実装による効果や将来性の進展が期待できる論文,特色のある内容で将来の進展につながる考察が為された論文として優秀と認められたものに授与されるものである.

研究成果の概要:

 地震発生後は早急な道路啓開のため,道路橋の被害を迅速かつ的確に把握し,橋の健全性や供用安全性について判断する必要がある.新技術などを活用することで,震後調査の更なる効率化・高度化が期待されるが,それらに求められる要件が体系的に整理された事例は少なく,道路管理者や点検者のニーズに最適化された新技術の提案がされているとは言い難い.本研究では,新技術活用の一例として,地震により被災した道路橋の震後調査に3次元レーザスキャナを試用した.レーザスキャナで取得した点群データの精度を確認し,目視を基本とする震後調査の代替可能性とそのために新技術に求められる要件について検討した.

  
表彰状
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