研究成果・技術情報

「令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会優秀講演者」受賞

受   賞   名: 「令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会優秀講演者」受賞
受   賞   者: 桑野仁成 (橋梁構造研究グループ 研究員)
内田雅一 (橋梁構造研究グループ 主任研究員)
瀧本耕大 (橋梁構造研究グループ 主任研究員)
七尾雄作 (橋梁構造研究グループ 交流研究員)
中村英佑 (橋梁構造研究グループ 上席研究員)

受賞日:令和6年10月16日(水)

贈賞組織名:公益社団法人土木学会

論文題目:プレテンションPC部材の定着区間へのはつりがPC鋼より線のひずみに与える影響

賞の概要:

全国大会で実際に講演を行う個人会員の中で、40 歳以下の研究者、技術者を対象に、論文内容に加え、講演が簡潔明瞭で優れたものに与える。
(https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/node/371)

対象研究成果の概要、アピールポイント等:

塩害によりPC橋の桁端部で鋼材腐食が発生し、コンクリートの剥離、剥落が生じた場合には断面修復を実施することが一般的である。しかし、PC橋の桁端部へ断面修復時に、はつりが部材の耐荷性能に与える影響が明確になっていない。

この課題を解決するために、はつり時のPC鋼材の定着挙動を実験を行い検討した。

実験の結果、はつりによってPC鋼材の表面が露出するとプレストレスが解放されること、はつり後のPC鋼材の再定着長はコンクリート強度の影響を受ける可能性があることが確認された。

- 賞状 -