「第37回環境システム計測制御学会研究発表会奨励賞」受賞
| 受 賞 名: | 「第37回環境システム計測制御学会研究発表会奨励賞」受賞 |
| 受 賞 者: |
小林伸幸 (流域水環境研究グループ 水質チーム 交流研究員 ) 岡安祐司 (流域水環境研究グループ 水質チーム 上席研究員 ) |
受賞日:令和7年11月12日(水)
贈賞組織名:環境システム計測制御学会
論文題目:霞ヶ浦を対象とした機械学習によるクロロフィルa濃度の時系列的推定モデルの開発
賞の概要:
今回受賞した奨励賞は環境システム計測制御学会(EICA)が主催する研究発表会において、優れた内容の論文発表に授与される表彰です。学会の投稿論文の中から環境問題における計測・制御・システム化に関する学術・技術分野への将来の発展・貢献が期待される論文が毎年選出されます。今回、本研究の独創性・有用性・将来性が学会から評価され、受賞に至りました。
研究成果の概要:
現在の湖沼管理では富栄養化によるアオコ発生が大きな課題ですが、既存の採水調査や衛星観測では頻度や天候の制約から連続的なモニタリングが困難でした。そこで、衛星・気象・水質データを統合した機械学習モデルを構築し、アオコの指標となるChl-a濃度の日次連続推定を実現しました。本論文は、霞ヶ浦を対象に高精度な推計を実証するとともに、衛星観測ができない期間もアオコの動態を機械学習により追跡可能にした点が高く評価されました。
本手法は、曇天時でも気象等の時系列データから推計できるため、アオコの発生を途切れなく推定可能です。また、既存のオープンデータを有効活用することで、追加の現地観測等を必要とせずに監視頻度を向上させる効率的な手法として期待されます。
将来的には、本モデルを日々の変動把握ツールとして実装し、アオコ大量発生の予兆を早期検知することを目指します。これにより、重点的な調査や対策を適切なタイミングで実施可能にし、省力的で効果的な水質管理の実現に貢献します。
- 賞状 -


















