「第35回 トンネル工学研究発表会 優秀講演奨励賞」受賞
| 受 賞 名: | 「第35回 トンネル工学研究発表会 優秀講演奨励賞」受賞 |
| 著 者: |
髙津知也 (道路技術研究グループ トンネルチーム 交流研究員 ) 森本 智 (道路技術研究グループ トンネルチーム 主任研究員) 日下 敦 (道路技術研究グループ トンネルチーム 上席研究員) |
| 受 賞 者: |
髙津知也 (道路技術研究グループ トンネルチーム 交流研究員 ) |
受賞日:令和8年2月13日(金)
贈賞組織名:公益社団法人土木学会
論文題目:トンネル内補修繊維シートに発生する変状の発生メカニズムに関する一考察
賞の概要:
本賞は、トンネル工学における論文・報告内容の講演技術の向上への寄与の観点から、トンネル工学研究発表会において、簡潔明瞭で優れた講演を行った30歳以下の論文・報告の発表者に授与されるものである。
対象研究成果の概要:
路トンネルの覆工に変状が生じた場合、健全性の診断結果に基づいて変状対策工(以下、対策工)が設置されるが、近年、対策工自体に変状が発生した事例が確認されている。対策工自体に発生する変状による対策工の機能低下を防止するためには、対策工の適切な設計、施工、点検、および診断が必要である。既往研究において、対策工自体の変状発生メカニズムとして、最も多くの変状が発生していたメカニズムは「補修補強材料の劣化」であったが、対策工自体がどのような条件、要因によって劣化が促進されるのかは未だ不明瞭である。
本研究では、対策工のうちシート系当て板工、中でも繊維シート工を対象に、対策工の劣化が促進される要因を把握するため、周辺状況等の傾向や、変状の発生位置に着目して、繊維シート工に発生する変状実態の分析を実施した。その後、変状実態の分析結果を踏まえ、繊維シート工の劣化を促進させる要因を考察した。その結果、繊維シート工の背面に水が滞留する場合や、覆工の目地部をまたいで繊維シートが施工された場合、劣化が促進されやすく変状が発生することが明らかとなった。これを踏まえ、繊維シート工における設計・施工、点検・診断の留意点を取りまとめ、報告を行った。
- 賞状 -


















