
技術の概要
供用中の橋梁など狭隘な施工ヤードでの基礎工事では、道路交通や周辺環境への影響が少ないことから高耐力マイクロパイル工法(HMP)工法が多く使われています。これを改良して支持力を増大させたものがNEW高耐力マイクロパイル工法(NEW-HMP)です。NEW-HMPは、応力が集中する杭頭部の軟弱層において、削孔ケーシングを用いてさらに杭径を増大し、HMPでは考慮されていない周面摩擦力を見込むことができます。これにより支持力が増大し、また杭背面の土圧による水平抵抗力も増大します。その結果、構造物全体を支える杭本数をHMPよりも減じることが可能となり、トータルコストの縮減と工期短縮が可能となります。
適用の効果
1) 性能向上
2) 工期・コスト縮減
適用条件
適用実績
共同開発者
問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 技術推進本部 実装技術チーム | :TEL 029-879-6800 |
株式会社 フジタ | :TEL 03-3796-2285 |
高環境エンジニアリング | :TEL 03-5413-6222 |