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各種気象要因が温熱的快適性に及ぼす影響

   温冷感が屋外空間の各気象要素(気温、湿度、風速)の変化にどの程度影響を受けるかを把握するため、温度負荷量TLを用いて、気象条件に対する温冷感の感度分析を行いました。感度分析に用いる気温、湿度、風速は今回の計測値の範囲内で与えました。

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図-1 気温と風速の組み合わせによる  図-2 気温と風速の組み合わせによる
温冷感の違い(夏期、相対湿度50%)   温冷感の違い(冬期、相対湿度50%)

   図-1、図-2は晴天日の夏期及び冬期の正午を想定し、気温、風速を変化させて計算したTLから求めた温冷感の等値線を示したものです。なお、相対湿度は50%に固定した。
   図中の等値線の特徴は夏期と冬期で類似していますが、温冷感レベルの等値線間隔が冬期で広くなっています。また、風速が1ms-1程度以下の微風では、気温の変化に対する温冷感の変化率は小さいことがわかります。



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