国立研究開発法人 土木研究所

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先端技術チーム房前主任研究員がDX(デジタルを用いた働き方の改革)について宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会で講演しました。

「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」は、宮崎県庁とNPO法人 大淀川流域ネットワーク(代表:杉尾哲氏)の共催で、河川に関する行政や関係企業の土木技術者を対象に、自然と調和した工法の研究と実践を目的に行われています。 研究会は本年で16年目となり、昨年の15周年記念講演では、藤巻水管理・国土保全局長(当時九州地方整備局長)が講演されました。また2009年には土木研究所藤田理事長(当時:国土技術政策総合研究所流域管理研究官)が講演しています。 https://oyodo-river.org/schedule/5604/ (藤巻局長講演 NPO法人 大淀川流域ネットワーク HPリンク) https://oyodo-river.org/news/543/     (藤田理事長講演 NPO法人 大淀川流域ネットワーク HPリンク)

主催する大淀川流域ネットワークは、我が国の河川環境保全や川づくり・地域づくりのパイオニア的な存在で、20年以上も優れた活動を行い、国土交通大臣表彰・環境大臣表彰等多くの賞を受賞しています。

令和6年度宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、宮崎県内の県南会場(宮崎市:11月11日(月))、県北会場(日向市:11月12日(火))の2回開催され、対面で700名弱の国・自治体・業界関係者が受講しました。 全国的にも「川づくり」をテーマにこれほど多くの技術者が対面で集まることは非常に珍しく、宮崎県の川づくりにかれる熱意に圧倒されました。

写真-1 宮崎市民文化ホール 大ホール     写真―2 日向市中央公民館 ホール

土木研究所技術推進本部先端技術チームの房前主任研究員の講演では、デジタル(AI、クラウド、VR、3Ⅾモデル、ドローン等)を高度かつ簡単に用いることで、「川づくり」における調査・設計・施工における「働きかたの改革=DX」について、実際の3DモデルやVR等をクラウドを用いた実演などで紹介しました。

     写真3-房前主任研究員 講演
https://oyodo-river.org/news/7270/ (NPO法人 大淀川流域ネットワーク HPリンク)

現在建設業界では少子高齢化等の影響による労働力不足が大きな課題ですが、AI等様々なデジタルを用いた働き方の改革を進め、よりよい川づくりに資する研究開発を行いたいと考えます。