国立研究開発法人 土木研究所

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“土研パーパス”を策定・公表~土木研究所は何のためにあるのか?を明確にし、職員がそれぞれの目標像を考えやすくする~

[国立研究開発法人]土木研究所は、土木研究所の存在意義と目標像(通称“土研パーパス”)を土研ホームページに掲載しました。10ページの文書(A4、本文)です。

土木研究所の存在意義と目標像(通称“土研パーパス”)

こういうものが今必要と考えてつくった

 土木研究所が担う土木技術・インフラ整備の分野においても、わが国が抜本的に対処すべき複雑な課題が山積・深化・顕在化していく中で、 その解決に科学技術の力をさらに活かし、これまでに蓄積してきた技術に、旺盛に出現する新技術を巧みに組み込んで社会実装することへの期待がますます高まっています。 その期待に応えるために、多様な特長を持つ有為な研究所職員それぞれの力がますます発揮されるようにすることが重要になっています。

 土木研究所をとりまく諸状況がこのように急速に展開する今日、目の前の変化に後追いで対応するのではなく、 これからのあるべき姿を見据え土木研究所の心棒を明確にして能動的に研究所を運営することが必須です。 こうすることで、積極的に変えるべきことと堅持すべきこととの分けが戦略的にできるようになります。 また、職員それぞれが、〔自身の志や資質そして成長意欲〕と〔土木研究所が全体として目指すこと〕とをうまく重ね合わせる道筋も考えやすくなります。

つくるだけでなく実質化のプロセスを重視

 令和5年11月から四ヶ月にわたる6回の土木研究所経営会議で内容を固め、 令和6年2月に経営会議(総括者:理事長)から所内向けに「土木研究所の存在意義と目標像」を発しました。

 その後、理事長が内容を語る所内説明会の実施を皮切りに、 ここまで、次のような具体的取り組みへの反映を通じて、これが研究所の運営を実質的に支えるものとなるようにしてきました。

 性格が異なる業務の間でのリソース配分の考え方の検討/新規採用職員の募集要項の柱立て/土木研究所に入って年数の 浅い研究職員を対象にした部署横断型の研修(初期研究員勉強会)/研究・技術系職員のキャリアパスの考え方の検討/ 土木研究所の活動を第一線で支える中堅主力集団である上席研究員が一堂に会して議論し合う場での主題材。

土木研究所の根幹を端的に示すものであり、研究所運営のあり方を考える材料にもなるもの

 こうして根づいてきた「土木研究所の存在意義と目標像」は、 この標題に応えられるものになっていると考え、今般、公表することにしました。

 「土木研究所の存在意義と目標像」は、土木技術とは何か?にまで踏み込み、 また、研究の第一線を担う職員だけでなく、いわゆるバックオフィスを担う職員の重要性とあり方をも対象にし、 さらに研究に限定せず土木研究所が行う仕事全般に対して取るべき基本姿勢も記述しています。

 「自らのことは自らがきちんと説明しなければならない」という意志を持ってつくった “土研パーパス”は、民間企業とは異なる任務を持つ国立研究開発法人という組織体の、その中でも中小規模の、 そして、成果の現場実装との関係が元々密接というユニークな性格・位置取りを持つ土木研究所-その運営の根幹に 何らか興味を持たれる方にとって、目を通して損はないものと考える次第です。ご覧いただければ幸いです。