非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態およびかぶり測定方法
国土交通省では、コンクリート構造物の出来形および品質規格の確保、並びに監督・検査の充実を目的として、平成17(2005)年より「非破壊試験を用いたコンクリート構造物の品質管理手法の試行について」が通知され、 非破壊試験を用いてコンクリート構造物の鉄筋の配筋状態およびかぶりが適正に確保されていることを確認することが実施されています。
[H30.10.24]
通知文 https://www.mlit.go.jp/common/001260868.pdf
別添2.非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領
https://www.mlit.go.jp/common/001260872.pdf
非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領(解説)
https://www.mlit.go.jp/common/001260876.pdf
記入様式(配筋状態及びかぶり)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001383145.xls
非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定 測定データ記入要領(別紙2)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/02-3_181024hihakai_besshi2_kaburi.pdf
通知には、配筋状態およびかぶりを測定する具体的な方法として「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領が添付されています。
表1 HP掲載項目
方法 | プログラム・要領等 | 掲載理由 |
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電磁波 レーダ法 |
電磁波レーダ法による比誘電率分布(鉄筋径を用いる方法)およびかぶりの求め方(H19修正)![]() |
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○解析プログラム(H19)![]() (プロテクト) |
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●解析プログラム(H19)![]() (係数、ノンプロテクト) |
・上記のプロテクトがかかっていないもの ・報告書への張り付け容易 ・係数表示⇒かぶり補正の比誘電率分布が求められる |
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電磁波レーダ法による鉄筋の位置とかぶり測定が困難な場合の対処方法(H19)![]() |
鉄筋位置、かぶりの解析が難しい場合の解析手順 | |
レーダ法におけるシート測定方法(H19)![]() |
現場での簡易な測定 | |
電磁誘導法 | 電磁誘導法による近接鉄筋の影響の補正方法(R2修正)![]() |
近接鉄筋の影響の補正 ※計算プログラムに不具合があったため、修正しました。 |
●計算プログラム(R2修正)![]() |
<連絡先>
測定に関する全般的なお問い合わせは、以下にお願いいたします。
〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6
国立研究開発法人 土木研究所 先端材料資源研究センター(汎用材料)
E-mail:hihakai(a)pwri.go.jp
※メールを送信する場合は(a)を@と変更してください。