令和元年度「全建賞」受賞

受賞名：	令和元年度「全建賞」（特定のインフラに係わらない公共事業全般に関する取り組み）
事業名：	令和元年台風第15号、第19号及び低気圧の接近による大雨におけるTEC-FORCEの自治体支援活動
受賞機関：	TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)(※1)

受賞日：令和2年6月30日

賞の概要：

「全建賞」は、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進することを目的に、昭和28年（1953年）に設けられ、日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や、その時々の国民ニーズに沿った幾多の取り組みに授与されており、今回で67回目となる歴史と伝統ある賞です。

事業概要と評価：

令和元年台風第15号、第19号等における、TEC-FORCE（緊急災害対策派遣隊）による被災状況調査や土砂撤去、避難勧告発令への助言、緊急物資の輸送等の自治体への支援を行ったものです。被災した自治体への長期に渡る広域的な支援により、復旧作業の迅速化、被災者の保護などに大きく貢献している点が評価されました。
このうち土木研究所の緊急災害対策派遣隊(※2)は、県からの要請を受けて、土砂災害発生箇所および河川堤防決壊箇所、道路被災箇所に係る高度な技術指導を実施しました。

(※1)TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)
国土交通本省、国土交通省東北地方整備局、国土交通省関東地方整備局、国土交通省北陸地方整備局、国土交通省国土技術政策総合研究所、国土交通省国土地理院、国土交通省北海道開発局、国土交通省中部地方整備局、国土交通省近畿地方整備局、国土交通省中国地方整備局、国土交通省四国地方整備局、国土交通省九州地方整備局、内閣府沖縄総合事務局、国立研究開発法人土木研究所、気象庁

(※2)土木研究所緊急災害対策派遣隊の派遣者
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム上席研究員佐々木哲也
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム主任研究員加藤俊二
地質・地盤研究グループ施工技術チーム上席研究員宮武裕昭
土砂管理研究グループ地すべりチーム主任研究員竹下航

令和元年度「全建賞」受賞

研究成果・技術情報