令和２年度「全建賞」受賞

受賞名：	令和２年度「全建賞」受賞（特定のインフラに係わらない公共事業全般に関する取り組み）
事業名：	令和２年７月豪雨におけるTEC-FORCEの自治体支援活動
受賞機関：	TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)(※1)

受賞日：令和3年6月25日

賞の概要：

「全建賞」は、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進することを目的に、昭和28年（1953年）に設けられ、日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や、その時々の国民ニーズに沿った幾多の取り組みに授与されており、今回で68回目となる歴史と伝統ある賞です。

事業概要と評価：

令和２年７月豪雨におけるTEC-FORCE（緊急災害対策派遣隊）による被災状況調査や緊急排水、土砂撤去、避難勧告の発令の助言、道路啓開等の活動、自治体支援活動として長期にわたり職員を派遣し、被災地域の効率的な復旧、被災者の保護に大きく寄与した点や、実践的な連携のしくみづくりが益々高まってきている点が評価されました。
このうち土木研究所の緊急災害対策派遣隊(※2)は、県からの要請を受けて、土砂災害発生箇所および橋梁被災箇所、道路被災箇所、排水機場被災箇所に係る高度な技術指導等を実施しました。

(※1)TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)
国土交通本省、国土交通省国土技術政策総合研究所、国土交通省東北地方整備局、国土交通省関東地方整備局、国土交通省北陸地方整備局、国土交通省中部地方整備局、国土交通省近畿地方整備局、国土交通省中国地方整備局、国土交通省四国地方整備局、国土交通省九州地方整備局、国土交通省北海道開発局、内閣府沖縄総合事務局、国立研究開発法人土木研究所

(※2)土木研究所緊急災害対策派遣隊の派遣者
橋梁構造研究グループ上席研究員上仙靖
橋梁構造研究グループ主任研究員澤田守
技術推進本部先端技術チーム主任研究員黒田浩章
技術推進本部先端技術チーム主任研究員須山友貴
地質・地盤研究グループ上席研究員（特命事項担当）浅井健一
地質・地盤研究グループ施工技術チーム上席研究員宮武裕昭
土砂管理研究グループ地すべりチーム上席研究員杉本宏之
土砂管理研究グループ地すべりチーム主任研究員竹下航

令和２年度「全建賞」受賞

研究成果・技術情報