
知的財産権: 特許 第5044852号

NETIS登録番号: TH-110007-A (NETISページへ)
技術の概要
地下水位を観測する場合、従来はボーリングにより観測井を削孔していましたが、本技術は簡易な打撃装置を用いて、打込むだけで設置が可能な地下水位観測装置です。観測装置の設置に要する時間が短縮され、簡易な仮設で設置が可能なためコストも縮減されます。また、観測深度まで貫入させてから有孔部を露出させる構造となっているため、設置時の目詰まりリスクを軽減すると共に、設置作業が容易なことから、作業時の安全性が向上します。さらに、従来よりも内径が細く親水性フィルターを装着した専用の水位観測管としているため、水位変動に対する応答性の向上や目詰まりの防止が図られています。
適用の効果
1) 工期短縮
2) コスト縮減
3) 作業性向上
4) 品質向上
適用条件
適用上の留意点
適用実績
年度 | 導入現場 | |
---|---|---|
平成20年度 | 国交省 能代河川国道事務所 | 3箇所,米代川堤防 |
西日本高速道路エンジニアリング四国 | 2箇所,四国 |
等、合計 16現場で65箇所以上(H28.3現在) |
共同開発者
問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム |
:TEL 029-879-6771 |
応用地質株式会社 東京支社 | :TEL 048-652-0651 |