インドネシアで気候変動適応オリエンテーションセミナー
を開催しました。

 2020年2月26日にインドネシア・スラカルタ市においてソロ川流域をパイロットケースとした気候変動適応オリエンテーションセミナーを開催しました。気候変動適応オリエンテーションセミナーは、気候変動に対する適応策を策定するための活動を目的とした「水のレジリエンスと災害に関するプラットフォーム」の能力開発プログラムであり、ソロ川の水災害と気候変動に関係する機関から約40名が参加しました。ICHARM からは、小池俊雄センター長、岡田智幸上席研究員、Mohamed Rasmy Abdul Wahid主任研究員、冨澤洋介主任研究員、牛山朋來専門研究員が参加し、気候変動に関する講義やソロ川流域における気候変動影響評価の紹介、災害レジリエンス向上のための活動提案がなされました。

 公共事業住宅省(PUPR)、気象気候地球物理庁、国家開発計画庁等の現地機関からは、気候変動に対して現在取り組んでいる活動の紹介があり、ソロ川流域における水に関する問題やプラットフォーム参加機関間でのデータの共有に関する議論が行われました。

 オリエンテーションセミナー開催後、ジャカルタへ移動し2月27日にはPUPRバスキ大臣や水資源総局長などの幹部にオリエンテーションセミナーの成果を報告しました。

Agenda

【発表資料】
- Mr. Charisal Akdian Manu
- Prof. KOIKE Toshio
- Dr. USHIYAMA Tomoki
- Dr. Mohamed Rasmy Abdul Wahid
- Mr. TOMIZAWA Yosuke
- Dr. Ardhasena Sopaheluwkan
- Ms. Pramudita Mahyastuti
- Mr. Dwi Agus Kuncoro
- Prof. Waluyo Hatmoko

気候変動適応に関するオリエンテーションセミナーの様子
気候変動適応に関するオリエンテーションセミナーの様子
 
PUPRバスキ大臣への報告
PUPRバスキ大臣への報告