ICHARM は、以下の5つの研究の柱のもと、水災害のハザードに係わる観測、予測、分析手法、暴露と脆弱性の評価、分析、モニタリング手法、水災害軽減の実務的な政策メニューの提言に関する幅広い知識を蓄積し、それらを活用して、問題解決に資する質の高い研究成果を継続して行う。
(1) 水災害データの収集、保存、共有、統計化
(2) 水災害リスクのアセスメント
(3) 水災害リスクの変化のモニタリングと予測
(4) 水災害リスク軽減の政策事例の提示、評価と適用支援
(5) 防災・減災の実践力の向上支援
土木研究所は、将来も見据えつつ社会的要請の高い課題に重点的・集中的に対応するため、中長期目標で示された以下の目標に取り組んでいます。
これら3つの目標を遂行するため、研究グループ長をプログラムリーダーとする17の「研究開発プログラム」を構成しています。
●「研究開発プログラム」一覧
https://www.pwri.go.jp/jpn/research/program/index.html
ICHARMでは、「1. 安全・安心な社会の実現への貢献」に関する研究開発プログラムとして、水災害研究グループ長をプログラムリーダーとする『国内外で頻発、激甚化する水災害に対するリスクマネジメント支援技術の開発』に取り組んでいます。
●本研究開発プログラムの概要
https://www.pwri.go.jp/jpn/research/program/04/1-2.html
本研究開発プログラムにおいて、ICHARMは以下の5つの主要研究課題、重点研究および基盤研究を設定し、効率的に研究を遂行し、効果的なアウトプットを目指します。
トリチウムを用いた地下水と河川水の定量化による渇水モニタリング手法の開発 |
官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM:プリズム)における研究 |
統合的気候モデル高度化研究プログラム |
地球環境情報プラットフォーム構築推進プログラム(水課題アプリケーションの開発) |
国際協力機構(JICA)・科学技術振興機構(JST):地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) |
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