第3回ICHARM運営理事会を開催しました

2018年2月14日、東京・国土交通省国際会議室において、第3回ICHARM運営理事会を開催いたしました。この運営理事会は、2013年7月23日に署名・締結された日本国政府とユネスコとの協定に基づき、ICHARMの活動に関する報告書の審査、ICHARMの長期・中期計画や事業計画を審査・採択するために、2年に1回、開催することとされています。

これまで、2014年2月25日に第1回会合、2016年3月3日に第2回会合がそれぞれ開催され、今回は第3回目の会合となりました。運営理事会の委員は、本協定の規定により、土木研究所・西川理事長が議長を務め、日本国政府の代表者として国土交通省・森技監、ユネスコ事務局長の代理としてブランカ・ヒメネス・シスネロス科学部長・IHP事務局長、ユネスコIHP政府間理事会のアンドラス・ソロシ・ナジ議長が出席するとともに、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)から松岡駐日事務所代表、政策研究大学院大学(GRIPS)から田中学長、国際協力機構(JICA)から山内地球環境部長の7名が出席いたしました。

会合では、小池センター長から2016年から2017年の2年間にわたる活動報告がなされて、その審査が行われるとともに、今後の2年間(2018~2019年)の事業計画について説明し、その審査が行われ、満場一致で採択されました。また、出席委員からは、ICHARMのこれまでの活動に対して大いに評価していただく一方で、アフリカや南米なども視野に入れたグローバルな活動展開、他の国連機関やユネスコ・カテゴリー2センターなどとの連携強化を期待する意見などもいただきました。

ICHARMでは、本会合で採択いただいた事業計画に基づき、また委員の皆様よりいただいたご助言などを踏まえ、今後も精力的な活動に取り組んでまいる所存です。

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