世界防災フォーラム2019においてセッション開催及びポスター発表を行いました。

 2019年11月9日から12日に仙台国際センターにおいて世界防災フォーラム2019が開催されました。ICHARMは11日にテクニカルセッション「水のレジリエンスと災害に関するプラットフォームに対する気象・水文・防災からの貢献Contribution from meteorology, hydrology and DRR for the Platform on Water Resilience and Disasters」を主催しました。テクニカルセッションでは東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)所長の今村文彦教授の基調講演の後、ICHARMの小池俊雄センター長がモデレーターとして議論をリードして、気象庁アジア太平洋気象防災センター、国土交通省水管理・国土保全局、アジア防災センターの他、タイ、韓国、トルコからの参加者が洪水等の水災害に対する具体的な施策・方策を紹介し、日本及びアジア諸国における実情を明確にするとともに、災害時における効果的な協働枠組みの推進ついて意見交換を行いました。

 また、同日午前に台風委員会によって開催されたセッション「台風及び関連災害への公共の理解(過去の災害からの教訓)Public Understanding on Typhoon and Related Disaster (Lessons Learned from the Past Disaster)」においてICHARMの池田鉄哉上席研究員が台風委員会水文部会議長として部会の活動内容について報告しました。

 さらに同期間中に開催されたポスターセッションでは、ICHARMで開発したVR(Virtual Reality)を活用した洪水疑似体験ツールの内容紹介と効果検証に関するポスター展示および来場者へのデモンストレーションを行いました。

世界防災フォーラム2019 WEBページ

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テクニカルセッション参加者
テクニカルセッション参加者
 
VRを活用した洪水疑似体験
VRを活用した洪水疑似体験